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21/01/26()20:25:52No.768909202

太陽が出ているのに雨が降るなんて全くおかしな天気ね。まあ、それもまた風流かしら。そ、狐の嫁入りってやつね。そういえば、狐は有名な妖怪として伝えられたりもしているけど、妖怪と嫁関連では他にも伝説があるのを知っているかしら。どうやら、そっちは知らなかったようね。正解は天狗の嫁取りよ。天狗が気に入った童をさらって嫁にしてしまうという、まあ神隠しの一種ね。実は、お前の母親も行き会ったことがあるのよ。

あれはそう、パチモンまみれの鎌倉での騒動の後だったかしら。新しくカルデアに加入したお前の母親の鬼一法眼は、なんやかんやで後輩を狙っていたわ。だけどカルデアには他にも後輩狙いの女がいたのよ。ライバルの多さに焦りを見せたお前の母親は、同クラの私にどうしたらいいかアドバイスを求めてきたのよ。私は面倒くさいから抱いて手籠めにしろと適当なアドバイスをしたんだったかしら。まったく、超然の存在なのだからもう少し落ち着いて余裕を持てばいいのに……どうしてそこでお前は私のことを見ながらしみじみと頷いているのかしら。お前の部屋で自爆するわよ。

 

 

 

21/01/26()20:26:25No.768909391

まったく、失礼ね……。まあ、そんな私の発言を聞くが早いか、師匠という立場を悪用して伽の修練だなんだと後輩を床に誘ったわ。はじめは後輩も戸惑って抵抗したのだけど、大きくなあれ、大きくなあれと後輩の針の刃を扱かれて天下万世の剣にさせられては、後輩も理性が持たなかったのよ。流石は打ち出の小槌の持ち主、後輩のモノを大きくするくらいなら小槌すら不要というわけね。

そうなってからは話が早かったわね。雷の如き腰使いで鼓ではなく肉のぶつかり合う音を部屋に響かせ、お前の母親に溶けた鉄のように熱い白濁液を下の口から飲ませた結果生まれたのがお前よ、後輩の息子。これが現代の『天狗の嫁取り』というわけね。

天狗なのは母親の方だからこれじゃ嫁取りじゃなくて嫁入りじゃないかって?嫁取りであってるわよ。だって嫁と子供が同時にできたあの時の後輩は、まさしく天狗になっていたんだもの。

 

 

 

21/01/26()20:28:15No.768909997

お後がよろしいようで

 

 

 

21/01/26()20:28:43No.768910162

上手いこと言ったつもりか!

 

 

 

21/01/26()20:29:14No.768910347

このパイセンいつもに増しておっさん度が高いな…