20/07/10(金)21:34:02No.707340042
時はおおむね夕暮れ時、一人の男が「いつも通り」校舎を見回り......その視界に一人の若者の姿が映る
( ...大方教室に忘れ物でも取りに来たのか?こんな時間に不用心な奴だな)
そう思いつつ若者をスルーしようとするも、その姿はどんどんこちらに近づいてくる
コレは明らかにぶつかるぞ!?そう思った瞬間には既に、彼は懐から拳銃...無論、暴徒鎮圧用のゴム弾頭であるが
その銃口を若者の眼前に突き付けていた
「―うん?誰かと思えばお前か、藤丸...こんな時間に何用だ?」
彼の名は......エミヤ、衛宮士郎
この学園の用務員にして警備員、そして本来なら自らその名を捨て失墜した無心の執行者...
そう認識されているハズの男であった
20/07/10(金)21:34:38No.707340267
眼前の若者...藤丸立香の姿を確認し、エミヤは拳銃を懐に仕舞い直す
そして改めて何があったのかを訪ねてみると案の定、教室に忘れたままの荷物を取りに戻っていたのだと言う
「...全く、いつもながら不用心な奴だな おまえも夜は危険だと分かっているはずだろう?」
「だからこそ、オレはこうして見回ってはまだ帰らないバカ追い返したり、不審な奴見張ってたりしてるワケなんだが」
申し訳なさそうに頭を下げる立香を横目に、彼は中庭にある時計台に目を向けていた
「......午後5時30分、そろそろ日も暮れてくる頃合いだ 暗くならない内に帰るんだな」
「さもないと......おまえ自身、明日の朝日を拝めなくなるぞ?」
鋭く、そして殺意を込めた視線で立香を睨みつけて彼の帰宅を促す
「...全く、夜は危険しかないというのに、コイツといい森といい岡田といい!どうしてこうも死にたがりが多いんだか」
「おまえもそう思わないか?......「マンドリカルド」」
そう言って、藤丸立香の友人であるマンドリカルド......らしき人影にもう片方の拳銃、こちらは無論、実弾である
...その銃口を突き付けていた
20/07/10(金)21:44:25No.707344030
以上です
続きを書くかどうかは正直分かりませんが(こちらもまだきちんと全体を把握できてないので)
機会があれば続きっぽいのも書いてみようかと...そんな感じです
20/07/10(金)21:52:49No.707347067
まさかエミヤより先にボブ参戦とは…
20/07/10(金)21:55:53No.707348222
他の怪文書の設定に乗っかっても良いし自分で勝手に設定生やしちゃっても良いんだぞ
20/07/10(金)22:09:38No.707353472
>まさかエミヤより先にボブ参戦とは…
まぁ混迷極まりない特異点ならデミヤは適役かな、って思いまして・・・後去年のにも脇役で出てましたし
>他の怪文書の設定に乗っかっても良いし自分で勝手に設定生やしちゃっても良いんだぞ
だったら日中校舎でバカやってる誰かが全身からわりばしやらボールペンやらチューペットやら生やしまくってブッ倒れる事になるかもですけど大丈夫なんです?
20/07/10(金)22:14:05No.707355176
>だったら日中校舎でバカやってる誰かが全身からわりばしやらボールペンやらチューペットやら生やしまくってブッ倒れる事になるかもですけど大丈夫なんです?
それ面白そうだから個人的に見たいぞ
20/07/10(金)22:29:07No.707360940
>それ面白そうだから個人的に見たいぞ
あれ?なんかデミヤがボケやってる連中に対するツッコミと言うかULWオチポジションになりそうな気がしてきたぞ・・・?
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